ラブレター特論 山口功
2008年 11月 12日
もしくは貰ったことは?
最近はパソコンや携帯メールでの連絡が普通になって、なかなか手紙も書かないですよね。
(私は割と葉書は良く書くほうなんですがね)
東京藝術大学大学院博士課程在籍中の山口功さんが
「ラブレター特論」という本を出版なさいました。
山口さんは去年に続いて今年の9月にラブレターの書き方講座の講師を務めたそうで、
毎日新聞と朝日新聞でも取り上げられたそうですよ。
御徒町限定で流れるコジマラジオでも放送されたそうです。
初夏の頃にお会いした時に、ラブレターの本を書いているという話を唐突に聞き、
びっくりしたのです。エッなに??今の時代になぜ?手紙でラブレター??・・と。
その時に、ちらりとお話をうかがっただけのですが、
それでも、なるほど、なるほど!というような内容で、
本が出来上がるのを楽しみにしていたのです。
↑これがその「ラブレター特論」
手紙と同じく、紙の手触りにもこだわったそうで、その結果、当初の値段設定300円の予定が
450円と1.5倍になったそうです。でも安いよね。
(ラブレターっていうと「好きです、つきあってください!!」って感じで、
相手の事はお構い無しに
唐突に自分感情を送りつけるものを想像しがちですが、
この本は、恋心とはどういったものなのか、に始まり、相手への思いやり、手紙の基本的な書き方や、郵便局の決まり、文章以外の工夫など、ラブレターにまつわるいろんな事が丁寧に考察されていて、面白かったです。
私じゃ上手く説明できないので、ぜひ本を読んでみて~!)
山口功 ラブレター特論
450円
銀座のギャラリー58と
国立のアートイマジンギャラリーで買うことが出来るそうですよ。
私も誰かに宛てたラブレターを書いてみたくなりました。
☆お・ま・け☆
私の初ラブレターもらった話
春、中学に入学したばかりのある日、下駄箱のなかに一通の手紙が。
『君が好きだ、今度の土曜の昼に中庭のバラ園で待ってる』
うわ~!!と舞い上がった私は、土曜の昼に友達と一緒にバラ園に行きました。
待てど暮らせど誰も来ない。もしかして友達が一緒だったのがまずかったか?
そこに姉と、姉の友達のSさんが通りかかって、何してるの?
と聞くので、かくかくしかじかと打ち明けると。。
「あ~!それって3年5組のFじゃない?」と言うではないか。
翌週の月曜、朝の全校生徒の集まる朝礼でその3年5組のF先輩をこっそり見に行くと、、、
なんだかすごくかっこいい!(ように、その時は見えたの)
なんとなくこちらも好きになりかけていたら。。。。
数ヵ月後。
「実はあの時の手紙、Fからなんていったけど嘘、あれは私とSさんで書いたんだ~」
と姉に言われたんです。
がーーーーーん。。。。。。。
有頂天だった。。私。。
友達にも自慢してた私。。。
そしてその後何も言ってこないF先輩に業を煮やして、実はこちらもF先輩にラブレターを出してしまってたんです。。
はずかし~~~~~~
この動きを数ヶ月間に渡って、横目で眺めてうししし。。。。♪
と笑っていたのが私の姉でした。
おねえちゃん。。ううう。。またやられた。。
。。。。
これが私の初ラブレターの思い出です。
姉はいたずらが大好きで、よく、私が大切にしている人形を隠したり(そして隠したこと自体ををわすれてしまう)、
歯医者ごっこだと言って、患者に見立てた私の歯を、爪切りの裏に付いている爪研ぎ部分でゴリゴリしたりと、、当時はほんとにいじめられてました笑。
そんな姉も今では一児の母で、その頃の私に対するいたずらの数々は全く覚えていないそうです笑。
そう送った相手とは、今では「友達」です……(笑)
( まぁ、裏の事情があるのですけれどね、、その辺は気持ちが整理できてから、近日中に「怒濤の復活」するやもです )
~ 存在感ないですけれど ここ数週間、Twitterで盛り上がっています ~
その辺が刺激になって、またブログをしっかりとはじめようかなぁ、と。( 近況報告含んですみませんでした )
で、その後、F先輩とは?
最近、ハガキもよく出しています。普段会っている友達なんかにハガキを送るのは手紙になれる第一歩として、よいかも。
世界堂で売っているマッドサンダース紙のハガキ紙が分厚くて手触りもいいし、すこし赤みのあるクリーム色で気に入っています。値段もそんなに高くないし。
山口功
私も単に、手紙の続きのその先が知りたくて、自分も手紙を出すというアクションをしたまでのような気がします。
夏前にはもう別の男子が好きだったと思いますね~。
不思議なものです。
あまりに興味深かったので、記事にさせていただきました。
葉書、世界堂に行ったときに探してみます。
素敵なアドバイスうれしいです。
葉書から手紙へ移行しようという発想なかったです。
今度、「口実」を考えて送ってみようと思います。
書いたことがあるのですよ!
「素敵な女に口もきけないでラブレターを書くこと、ああそれが青春」
という吉田拓郎先生の「青春の詩」を地でいった17歳の夏でした!
笑顔の可愛い同級生でしたよ!
付き合って下さい!とは書かず、好きだという気持ちが伝われば
いいです!という内容でしたね!
夏ということで彼女から「残暑見舞い」という形で返事がきた時は
嬉しかったですね!
情けないことに彼女とは一度も「会話」することがなかったのですが
「年賀状」のやりとりはあり、それで満足した「ストイック」な?(笑)
私でした!
でも好き過ぎて、自分の想いが強すぎて、話すことも思いつかないし、会話のきっかけもない、ということありますよね。うんうん。
いい話ですね。素敵な思い出があるんですね~
ラヴレターといえば、私は、少年期、貰った日に必ず自分が病欠していて、後でその手紙を読んで切なくなる思い出しかないですね。
『今日の放課後屋上に・・・云々』を読んで、いつも、ああぁぁぁとなる自分を思い出しました。
結局そんなだと、誰がくれたかもわからないんですよね。
そして、未だにですけどね。
最近では、付き合ってだいぶ経つ彼女がそのときの気持ちを、
詩集や、歌詞から抜粋してしたためてくれることですね。
その手紙にはいつも、ハッとしたり嬉しくなってます。
そういうのも、好い気がしますね、とちょっと長くなってしまいました。
書き込みありがとうございます。
その少年期のラブレターの相手は、手紙に名前を書いていなかったんですね?!それは気になりますね~・・・・・・
彼女さんは歌をうたったり詩人さんなのでしょうか??
自分の作品をプレゼントするなんて素敵ですね。
どこぞのニュースで、「漫画家さんの彼女、自分の誕生日に自分が主人公の四こまマンガのプレゼントがあった」というのを読みましたが、そんな雰囲気のプライスレスな贈り物ですね~。
お会いした時もponkotudrum さんの話し振りから、すごく仲良いのだろうな~と思ってましたが、このエピソードを聞いて、ますますそう思いましたよ~お幸せに^^!!